パソコンを長年使っていると、徐々にハードディスクの動作が遅くなっていきます。これは、様々なデータをハードディスクに保存する過程で保存場所が細かく分かれてしまい、データを読み出す際に色々な場所から結合させるために起こる現象です(断片化)。定期的に整理整頓することによって、遅くなったハードディスクを元の速度に戻してやることができます。これを最適化(デフラグ)といいます。
Windows7では、最初から定期的に最適化を行うように設定されています。でも、スケジュールされた時間にパソコンの電源が入っていないと、最適化は実行されません。また、最適化を行うと一定の負担がかかりますので、やりすぎはハードディスクの寿命を縮めてしまいます。目安として、断片化が10%を超えたら最適化を行うといいでしょう。
- スタートメニューをクリックし、検索ボックスに「最適化」と入力します。
- 検索結果から「ハードドライブの最適化」をクリックします。
- 任意のドライブを選択して、「ディスクの最適化」をクリックします。
- 最適化が終了したら、「閉じる」をクリックします。