【Excel2010】コピーしたあとリソース不足が発生する場合の対処法

Excel2010では、100万行を超えるデータを扱うことができます。大量のデータを扱う場合には便利なのですが、使い方を間違えると「応答なし」になったり、リソース不足の原因となることがあります。

Excel2003までは、65536行しか扱えませんでしたが、Excel2010ではなんと1048576行ものデータを扱うことができます。ちなみに、65536行というのは中途半端に思えますが、2の16乗=65536、2の20乗=1048576となり、2進数で処理を行うパソコンにとってはキリの良い数字となります。

さて、Excel2010でセルのデータをコピーする際、下記のようにシート左上のボタンを押すとシート全体が選択されます。その状態でコピーを行うと、コピー対象のデータが多すぎて物理メモリを圧迫してしまい、「応答なし」になったりリソース不足の原因となることがあります。

セル範囲の選択

パソコンのスペックによっては全然問題にならないこともありますが、「Excelを使っているとき、特にコピーペーストするときに、調子が悪くなることがある」という方は、ご注意ください。物理メモリのサイズが2Gバイトのパソコンだと、全データ選択は避けるべきでしょう。

回避策として、「Ctrl+A」や「Ctrl+Shift+カーソル」を押すことにより、データの存在するセルだけを選択すれば、物理メモリの消費サイズを抑えることができます。もしも、「大量のデータがあって、全てのデータを選択するとメモリ不足になる」場合は、パソコンのスペック不足ということになります。メモリを追加するか、データを分割するなどの処置が必要です。

ただし、32ビットOSの場合、3Gバイト以上の物理メモリは認識できません。それ以上の物理メモリを使いたい場合は、64ビットOSに変更する必要があります。