Excel2010のセルで改行を入れるには、2つの方法があります。
- 文字列を自動的に折り返して表示する
ワークシート上で、書式を設定するセルを選択します。
「ホーム」タブ-「配置」で「折り返して全体を表示する」をクリックします。セルのデータが、列の幅に合わせて折り返して表示されます。列の幅を変更すると、データの折り返し位置は自動的に調整されます。ちなみに、Excel2003では、「セルの書式設定」から自動改行を指定できました。
自動改行を選択したとき、折り返された文字列が表示されないことがあります。その場合は、行の高さを調整しましょう。まず、行の高さを調整するセルまたはセル範囲を選択します。次に、「ホーム」タブ-「セル」で「書式」をクリックします。
次に、「行の高さの自動調整」をクリックします。行の高さを指定するには、「行の高さ」をクリックし、「行の高さ」ボックスに入力します。
- 改行を入力する
もうひとつは、セル内での文字列の折り返し位置を指定する方法です。そのセルをダブルクリックし、セル内で改行する位置をクリックします。次に、「Alt」キーを押しながら 「Enter」キーを押します。すると、カーソル位置で改行されます。自動改行と同様に、折り返された文字列が表示されない場合は、行の高さを調整しましょう。