【Excel2010】互換性関数の一覧

Excel2010では、一部の関数名が変更になっています。ただし、変更前の関数もそのまま使用できますので、旧バージョンで作成されたファイルで関数が使われていても、そのまま使用できます。これらの関数を、下位互換性を持つということで、互換性関数と呼びます。

互換性関数(古い関数)は、今後のバージョンにおいて使用できなくなる可能性がありますので、Excel2010のみで使用するファイルなら新しい関数を使うべきです。もし、Excel2010とExcel2003を同時に使うなど、複数のバージョンが混在する環境の場合、古い関数を使うことによってファイルを共有できます。

互換性関数の一覧

古い関数名 新しい関数名 内容
BETADIST BETA.DIST β分布の累積分布関数の値を返す。
BETAINV BETA.INV 指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数の値を返す。
BINOMDIST BINOM.DIST 二項分布の確率関数の値を返す。
CHIDIST CHISQ.DIST.RT カイ 2 乗分布の片側確率の値を返す。
CHIINV CHISQ.INV.RT カイ 2 乗分布の片側確率の逆関数の値を返す。
CHITEST CHISQ.TEST カイ 2 乗 (χ2) 検定を行う。
CONFIDENCE CONFIDENCE.NORM 母集団に対する信頼区間を返す。
COVAR COVARIANCE.P 共分散を返す。
CRITBINOM BINOM.INV 累積二項分布の値が基準値以下になる最小の値を返す。
EXPONDIST EXPON.DIST 指数分布関数を返す。
FDIST F.DIST F 分布の確率関数の値を返す。
FDIST F.DIST.RT F 分布の確率関数の値を返す。
FINV F.INV F 分布の確率関数の逆関数の値を返す。
FINV F.INV.RT F 分布の確率関数の逆関数の値を返す。
FTEST F.TEST F 検定の結果を返す。
GAMMADIST GAMMA.DIST ガンマ分布関数の値を返す。
GAMMAINV GAMMA.INV ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返す。
HYPGEOMDIST HYPGEOM.DIST 超幾何分布関数の値を返す。
LOGINV LOGNORM.INV 対数正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す。
LOGNORMDIST LOGNORM.DIST 対数正規分布の累積分布関数の値を返す。
MODE MODE.SNGL 最も頻繁に出現する値 (最頻値) を返す。
NEGBINOMDIST NEGBINOM.DIST 負の二項分布の確率関数の値を返す。
NORMDIST NORM.DIST 正規分布の累積分布関数の値を返す。
NORMINV NORM.INV 正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す。
NORMSDIST NORM.S.DIST 標準正規分布の累積分布関数の値を返す。
NORMSINV NORM.S.INV 標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す。
PERCENTILE PERCENTILE.INC 配列データの中で、百分位で率に位置する値を返す。
PERCENTRANK PERCENTRANK.INC 配列内での値の順位を百分率で表した値を返す。
POISSON POISSON.DIST ポアソン分布の値を返す。
QUARTILE QUARTILE.INC 配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。
RANK RANK.AVG 数値のリストの中で、指定した数値の序列を返す。
RANK RANK.EQ 数値のリストの中で、指定した数値の序列を返す。
STDEV STDEV.S 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返す。
STDEVP STDEV.P 引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を返す。
TDIST T.DIST.RT スチューデントのt分布の値を返す。
TINV T.INV.2T スチューデントのt分布の逆関数の値を返す。
TTEST T.TEST スチューデントの t 検定に関連する確率を返す。
VAR VAR.S 引数を正規母集団の標本と見なして、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返す。
VARP VAR.P 引数を母集団全体と見なして、母集団の分散 (標本分散) を返す。
WEIBULL WEIBULL.DIST ワイブル分布の値を返す。
ZTEST Z.TEST z 検定の片側確率の値を返す。