定期的にSQL文を実行したり、大量のデータをまとめてUPDATEやINSERTするような場合、Excelを使うと便利です。
- 条件を変えてSELECTする。
A2セルとA3セルに年月が入力されているとき、他のセルに
="SELECT * FROM T1 WHERE date between " & A2 & " and " & A3
と入力します。Where句の検索条件を変えたい場合、A2セルとA3セルに入力することでSQLに反映されます。これをコピーして、データベースの管理ツール(SQLServer Management Studioなど)で実行します。
- Excel上のデータを元にUPDATEする。
A列にキー、B列に更新用のデータが入力されている場合、
="UPDATE T1 SET DATE=" & B2 & " WHERE ID='" & A2 & "';"
のように入力すると、セルのデータを利用してUPDATE文を作ることができます。複数の更新データがある場合は、行を増やしていけばUPDATE文を作れます。
複数のUPDATEをコピーして、データベースの管理ツール(SQLServer Management Studioなど)で実行すると、大量のデータを一括で更新することができます。
INSERT文でも同様です。特に更新処理の場合、SQL文を間違えていると、データを破壊してしまう恐れがあります。実行前にテストを徹底しましょう。