【Word】Word2003とWord2010の違いをまとめました。

Word2010になって、ずいぶん色んな機能が増えました。慣れればすごく便利なのですが、Word2000やWord2003を使っていて取っ付きにくいという人も多いのではないでしょうか? この記事では、Word2010になって追加された新機能をまとめます。

Office2010で共通のものは別の記事にしましたので、そちらもご覧ください。

Word2010の主な新機能

  • ユーザーインターフェース
    効率が重視され、従来よりも少ないクリック数で作業ができるようになりました。
  • SmartArtグラフィック・ワードアート
    SmartArtグラフィックによる印象的な図表やチャートなどの作成ができるようになりました。また、ワードアートによる飾り文字の作成ができるようになりました。
  • スクリーンショット
    Word上で簡単にスクリーンショットがとれるようになりました。
  • スタイル
    「クイックスタイルギャラリー」でイメージを確認しながらスタイルを設定できるようになりました。
  • ナビゲーションウィンドウ
    文書校正の確認・変更が簡単にできるようになりました。また、必要な情報を簡単に検索できるようになりました。

Word2010の画面構成

  • 表示倍率の変更
    画面右下のズームスライダーを操作することにより、簡単に表示倍率を変更することができます。
    ズームスライダー
  • 表示モードの変更
    画面右下のボタンを選択することにより、各種表示モードに切り替えることができます。
    表示モードの変更

視覚効果の強化

  • SmartArtグラフィック
    よりインパクトのある図表を作成したり、箇条書きのテキストをグラフィカルなものに変換することができるようになりました。
  • ワードアート
    従来のものに比べて、デザイン性が高くなりました。「挿入タブ-テキスト-ワードアート」から任意のデザインを選び、文字を入力することでワードアートを挿入できます。挿入したワードアートは、外枠をドラッグして移動したり、回転ハンドルをドラッグして回転させたりすることができます。
    *Word2007以前で作成した文書で、ワードアートを含むものをWord2010で編集する場合は、互換モードとなります。
  • 文字の効果
    Word2010では、文書内のテキストに影・光彩・反射などを設定できるようになりました。設定方法は、文字を選択して「ホームタブ-フォント-文字の効果」から任意の効果を選択してください。従来の太字や斜体と同様に、簡単に行うことができますね。
  • スクリーンショット
    業務マニュアルなどを作成する際、画面に表示されている内容を画像として利用したいことがあります。従来は、「PrintScreen」キーを押してWordやExcelへ貼り付けることにより、画像として編集することができました。ちなみに、「PrintScreen」だと全画面、「Alt+PrintScreen」だとウィンドウ単位になりますね。
    Word2010では、任意のウィンドウを画像として取り込むことができるようになりました。。使い方は、「挿入タブ-図-スクリーンショット-使用できるウィンドウ」から任意のウィンドウを選択します。最小化されているウィンドウは選択できないので注意してください。また、「挿入タブ-図-スクリーンショット-画面の領域」を選ぶと、Wordの裏にある画面の一部を選択することができます。

長文の作成

  • 文書パーツ
    Word2010では、使用頻度の高いコンテンツを簡単に文書に追加できるようになりました。これを文書パーツといいます。例えば、表紙を追加したい場合は「挿入タブ-ページ-表紙」から任意の表紙を選びます。
    文書パーツのプロパティ編集を行う場合は、文書パーツオーガナイザーを使います。「挿入タブ-テキスト-クイックパーツ-文書パーツオーガナイザー」で開きます。
    また、頻繁に使う情報はクイックパーツに登録することにより、繰り返し使えるようになります。保存した情報を選択し、「挿入タブ-テキスト-クイックパーツ-選択範囲をクイックパーツギャラリーに保存」を選択します。
    保存したクイックパーツを使いたいときは、「挿入タブ-テキスト-クイックパーツ」から任意のパーツを選択します。
    Word終了時に「Building Blocks」の変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表示された場合、保存を選択します。これにより、文書パーツが保存されます。
  • スタイル
    Word2010では、任意の書式を組み合わせたものに名前を付けて保存することができるようになりました。これをスタイルといいます。スタイルを使うことによって、見出しに簡単に同じ書式を設定できるようになりました。書式の一部を変更したい場合は、スタイルを変更することによって一括で更新できますので、とても便利です。
    使用方法は、スタイルを反映したい位置にカーソルを移動し、「ホームタブ-スタイル-クイックスタイル」から任意のスタイルを選択します。最初からWordに組み込まれているスタイルがたくさんありますので、色々試してみてください。
    もちろん、独自のスタイルを作ることも可能です。保存したい書式を含む文字を選択し、「ホームタブ-スタイル-クイックスタイル-選択範囲を新しいクイックスタイルとして保存」を選びます。ダイアログボックスが表示されますので、名前を入力してOKを押してください。
  • ナビゲーションウィンドウ
    ナビゲーションウィンドウを使うと、文書の構成をグラフィカルに確認したり、文書内での検索を簡単に行うことができます。「表示タブ-表示-ナビゲーションウィンドウ」をオンにすると、ナビゲーションウィンドウが表示されます。
    見出し・ページ・検索結果の3種類を用途によって切り替えることができます。
    ナビゲーションウィンドウ

    見出しを選択すると、文書に含まれている見出しが一覧表示されます。見出しを選択すると文書中の該当する見出しが表示されます。また、ナビゲーションウィンドウで見出しをドラッグして順番を入れ替えると、文書にも反映されます。
    「文書の検索」欄に任意のテキストし、検索をかけることもできます。検索結果は、文書中で黄色く強調表示されます。

その他の新機能

  • 最終版
    完成した文書は、最終版として保存することができます。最終版の文書を変更しようとすると、編集が推奨されていない旨が表示され読み取り専用となります。「ファイルタブ-情報-文書の保護-最終版にする」を選択します。
    最終版を解除したい場合は、ウィンドウ上部に表示されるメッセージバーで「編集する」を選択すると、最終版が解除され編集可能となります。
    最終版にしておくと編集できなくなりますが、上述の方法で誰でも簡単に解除することができてしまいますので、注意してくださいね。また、最終版の文書を以前のバージョンのWordで開いた場合、読み取り専用にはなりません。
  • 翻訳ツール
    Word2010では、翻訳機能が強化されました。文書全体の翻訳結果をブラウザ上で表示したり、画面上でマウスカーソルを合わせると翻訳結果が表示されるようになりました。機械翻訳ですので、おかしな内容がでることもありますが、英文を読む際のサポートには使えそうです。
    例えば、文書中の単語を翻訳したい場合、「校閲タブ-言語-翻訳-ミニ翻訳ツール」を選択し、単語にマウスカーソルを合わせると、翻訳結果が表示されます。翻訳結果の表示を解除したい場合は、再度「校閲タブ-言語-翻訳-ミニ翻訳ツール」を選択します。このとき表示される翻訳ウィンドウの再生ボタン(右向きの三角)をクリックすると、単語の発音を確認できます。
    同じように、全文を翻訳したい場合は、「校閲タブ-言語-翻訳-ドキュメントの翻訳」、翻訳する言語を選択する場合は、「校閲タブ-言語-翻訳-翻訳言語の選択」を選びます。

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