体調管理は社会人として当たり前?

サラリーマンでも自営業でも、社会人なら仕事が忙しく、慌しい時期があると思います。そんな中、部下が体調不良で欠勤しました。あなたならどうしますか? 私は、体調管理を徹底するよう注意します。なぜなら、体調管理徹底するのは社会人として当然のことだからです。


しかし、ネットでは「体調管理は社会人として当たり前だと主張するのは間違いだ」というような意見を見かけることがあります。よっぽど仕事のできないヤツが書いているのでしょうが、そこはインターネット。書いた人の素性・スキルはわかりません(そういう私のスキルもブログを読んでいる人はわかりませんよね)。

そうすると、ご大層なブログにアップされている記事を読むことによって、素直な若者は影響を受けるやもしれません。若者に「社会人でも時には体調を崩しても仕方が無い。人間だもの」みたいな誤解が刷り込まれてしまっては大変ですので、微力ながら訂正しておきたいと思います。

まず、ここで言う「社会人」は「会社員(サラリーマン)」の意味で書いています。つまり、会社から給料をもらって働く人ですね。会社は、「利益」を出すのが目的ですから、そのために「会社員」を雇います。

ですから、「会社員」は給料に見合った労働力を提供しなくてはなりません。ここで重要なのは、「会社が必要なときに労働力を提供できなくてはならない」ということです。会社が必要なとき、というのがミソです。

仕事というのは、忙しいときもあればヒマなときもあります。いくら優秀な社員でも、いざというときに休むようなヤツは使い物にならない、ということなのです。

それでも、人間ですから、体調を崩すことはあります。それはそれで仕方ないことです。私自身も、2~3年に1回ほどの割合で欠勤することがあります。しかし、出社したとき周囲の反応は、「大丈夫だった?」「無理しないようにね。」など、好意的なものばかりです。

これは、私が人間的に優れているとか、好かれているということではなく、それまでの数年間を無遅刻無欠勤でいた人が、突然欠勤したから心配してくれただけのことです。毎月のように遅刻・欠勤を繰り返す人なら、「またアイツ休んでるのか」で終わりです。

本当に体調管理を徹底し、努力しているにも関わらず、風邪を引きやすいとか、疲れやすい、という人もいるでしょう。そういう場合も仕方がないと思います。しかし、先ほど書いたように、会社というのは利益を追求するものです。

いくら仕事ができても、体調を崩して欠勤してしまっては、仕事ができないのと一緒です。よっぽど優秀なら別ですが、そうでなければ、会社にとっては使いにくい社員になってしまうでしょう。冷酷なようですが、会社というのはそういうものです。

しかし、マジメに仕事をし、体調管理も行なっているが、それでも体が弱いという人は、会社からも周囲からも理解を得られているものです。もし自分が休みがちで、周囲の理解も得られていない、という人は、勤務態度を見直してみるほうが良いでしょう。

例えば、

  1. トイレ・喫煙など、離席が長い(15分以上)。
  2. 私語・雑談が多い。
  3. 提出物など、期限を守らない。
  4. 会社のルールを守らない。自分流に解釈して誤魔化す。

などにひとつでも当てはまる人はダメです。周囲から信頼されていません。自分ではバレていないと思っても、周囲の人は皆わかっています。

元々信頼されていませんから、遅刻・欠勤があれば注意されるのは当たり前。労働基準法があるから簡単にクビにはなりませんが、評価もされません。これでは、会社にとっても本人にとってもマイナスです。

ところが、そういう人ほど自分に甘いので、自分の行動が原因で信頼を得られていないことに気付きません。挙句の果てに、「体調管理するように」という忠告にも聞く耳を持てず、「精神論だ」「横暴だ」などと他人に責任転嫁して現実逃避します。

もし、上司に「○○くん(さん)、体調管理は社会人として当たり前のことだよ。」と言われたら「わかりました。大事なことを教えてくださって、ありがとうございます。」とお礼を言いましょう。会社から求められる人材になるための、基礎の基礎を教えてくれているのです。